Q&A

「あいつ臭かったよな」と言われるのが嫌です。

昔の同級生に、「あいつ臭かったよな」って言われるのが嫌です。今は違うっとも言えないし、悔しい、もどかしい気持ちです。将来私は、テレビ等にでていくのですが、そんな風に思われてたらどうしようと思います。気がひけます。どうしたらいいでしょうか?

体臭感というものについて。

「どうしたらいいでしょうか?」と言われても「こまってしまう」というのが本音です。
しかし将来テレビで活躍される方ですから、人生の先輩として一つだけあなたにアドバイスしましょう。

それは、「体臭感」というものがあるということです。

他人がある人の体臭を嗅いだとしましょう。
その人の実際の体臭が100ppmだったとします。
しかし他人は、その人の体臭の強さを100ppmと「感じる」とは限りません。
もしかして、300ppmかもしれませんし、50ppmかもしれません。
つまり他人が感じるその人の「体臭」は体のニオイの絶対量からだけでなく、その人の「印象」からも影響をうけるのです。それが「体臭感」というものです。
たとえば、以前「オジサンの臭い」というのがブームになりましたが、「オジサンくささ」とは実際の「加齢臭」からだけでなく、その人の態度や衣服や言動からの印象によるのです。
駅のホームで唾をはいたり、よれよれの背広何日も着ていたり、食後シーハーしたり、これらの行動が「臭い」のです。


つまり単に嗅覚的に臭いのでなく、見ても、聞いても、目にも耳にも臭いということなのです。
人の印象は総合評価で決まります。
そして、その「総合」というものには「心の状態」が大きく影響しています。
心のあり方が、印象をリードするのです。「体臭感」についても同じです。
体臭を気にして内にこもったその心が以心伝心人に伝わるのです。
体臭というものは、それを異常に気にすれば気にするほど、他人には「臭っぽく」感じるということを忘れないでください。

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[監修] 五味 常明先生 五味クリニック院長
医学博士。体臭・多汗研究所設立。患者の心のケアを基本にしながら外科的手法を組み合わせる。「診療外科」を新しい医学分野として提唱。体臭・多汗治療の現場で実践。日本心療外科研究会代表。『汗をかけない人間は爬虫類化する』(祥伝社)他、著書多数。

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